ももちゃんのさんぽ
わたしは歌敷山にすんでいる
2歳の女の子で〜す。
いろんなとこにお散歩します♪
そのB万葉歌碑

「西垂水YY掲示板」西垂水ワイワイ掲示板2005年10/19号掲載

滝ノ茶屋駅の約30m南に見える平磯緑地内に
垂水にゆかりがあるといわれる6首の歌が刻まれた万葉歌碑があります。
国道2号線の喧騒から少し離れジョギングや散歩をする人々が時々行き交う道に悠然とたたずんでいます。
  
6首のなかでもひと際目をひくのが「志貴皇子の懽びの御歌」です。(写真↑)
志貴皇子は天智天皇の第七皇子で、光仁天皇の父にあたります。
いはばしる  たるみのうえの  さわらびの  もえいづるはるに  なりにけるかも
石激 垂水之上乃 左和良妣乃 毛要出春尓 成来鴨
(通釈) 岩にほとばしる滝のほとりに初々しいわらびの芽が萌え出す春になったのだなあ
「垂水」というのは「垂れ水」−「滝」ということで、東垂水から塩屋へ続く道路の北側に、
水の滴りが絶えることがなかったところが、昭和になっても4か所
(駒捨の滝、琵琶の滝、恩地(おんぢ)の滝、白滝)あったとされています。
今では跡形もありませんが、この滝が地名の由来になったと推測されています。
歌碑を頼りに万葉の時代に、思いをはせてみてはいかがでしょうか?

<参考> 垂水区ホームページ「万葉歌碑」 「日本古典萬葉全集」小学館



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そのCたルミナリえ〜?
そのD石谷の石窟
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そのG舞子海上プロムナード
そのH孫文記念館(移情閣)
そのI松平日向守供養石碑
そのJ海神社


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